2002年度の同窓会や大学で行われたイベント、「地域懇話会・母校交流会」の報告になります。
地域懇話会
開催の背景と目的
開学後35年を経て、各地域で活躍されている卒業生のご子息が母校に入学されることも増えております。
また、一部の地域支部においては日常的に高校生への入試相談や本学学生の就職斡旋を行っており、支部自らの企画で母校交流会を開催した例もあります。
このような背景から、大学における教育活動の大きな基盤となるであろう地域連携の強化を目的とし、地域で活躍する同窓生と大学教職員とがお互いの情報や意見を交換するための「地域懇話会」を開催いたしました。
参加者
参加者は大学からは入試部、就職部およびKODAIセミナー担当者、同窓会からは本部幹事、地域支部役員および地域にいる同窓生(高校・行政・企業など)です。
稚内 8/01 木内 10名(同窓生6名)
青森 8/31 川端 13名(同窓生8名)
旭川 8/31 三上・小林 14名(同窓生9名)
室蘭 8/31 谷口 12名(同窓生8名)
函館 8/31 河合 33名(同窓生26名)
帯広 8/31 伊東 14名(同窓生9名)
釧路 8/31 三澤 13名(同窓生9名)
北見 8/31 加瀬 17名(同窓生12名)
8地域の合計 126名(同窓生87名)




参加者からの意見要望
何れの地域においても、大学側・支部側にとって大変有意義な意見交換ができたようです。
大学情報に関して
・Webページの充実と更新。
・北海道工業大学の広報の充実。
・新しい大学を見ていないので、支部役員対象のキャンパス見学会のようなものを企画して欲しい。
学生募集に関して
・入試制度や学科情報の提供。
・地域出身者の成績や活動実績などに関する情報提供。
就職開拓に関して
・就職開拓に協力的な支部体制にしたい。
・卒業時学生の認定制度を創設して欲しい。
・Uターン就職の実態など地域出身者の就職先に関する情報提供。
大学や同窓会本部との連携に関して
・地域の情報は多く持っているので、もっと支部を活用して欲しい。
・他支部と交流する機会を設けて欲しい。
・今後も多様な交流機会を企画して欲しい。
・このような交流の場は有意義であり、もっと増やして大学連携を深めたい。
・大学をバックアップするような具体的な手立てを考えて欲しい。
・支部活動を活性化し、大学や同窓会本部との連携をもっと深めたい。
その他
・技術相談窓口を広くして欲しい。今後、地域でも大学との共同研究などを行いたい。
・ニセコ山荘のような卒業生が利用できる施設を増やして欲しい。
・授業料が高すぎるのでは?
総括および今後の課題
地域交流は十分されたようで、地域支部役員から多くの要望を聞くことができました。
それらの要望に対し、同窓会本部として実施できるものは直ちに対応したいと思います。
地域にいる同窓生が満足できるような情報発信、あるいは交流のためのサービスを実施していきたいと思います。
網走支部・母校交流会
7/27、網走支部において母校交流会が行われました。参加者はOB30名程度、地元高校生7名、父兄1名、工大から派遣講師3名、小林会長です。
講師から、母校のキャンパス状況、入試制度、学生活動、就職状況などについて報告されました。
網走支部は地域のOB団結が強く、先輩・後輩の繋がりが強いことを実感しました。


